高いけど毎冬買う入浴剤があります。
うむ。
「芸能人やアスリートが使ってる!」とか「メディアで話題沸騰!」とか書くと一気にバカっぽくなりそうですが、すでに入浴剤界隈では大御所感あり。結論からいえば、誰が使ってもハズレのない商品だと思います。
中年の疲れ肌はニセモノをごまかせない
当方、気がつけば中年です。
乾燥や冷えやそれに類する身体の不調は歳を経るごとにシャレにならないことになっている。
乾燥によるかゆみはコラーゲンサプリでこの15年間封印してきましたが、冷え症だけは封印できない。
湯冷めするなら入浴剤ってところですが、入浴剤ほどピンキリなものもない。そうして、この使用感、年を取るにつれはっきりとわかるようになってきます。
中年の弾けない肌はニセモノをごまかせないのです。
評判が良いと聞き、買ったのに「なんだかよくわからん。粉がただ入ってる感」だけが残るものであったり。
また、口コミに惑わされ大量に買った入浴剤でお肌ピリピリになったり。
試してわかったホットタブ!そんじょそこらの入浴剤とは違う!
かくいう薬用ホットタブも口コミで評判が良かったから購入しました。
3年前の口コミを探せなかったので最近のツィートから。2つ目はパッケージ違いですが同じメーカーのもの(もう製造していないらしい)。
あらためてなのだが。炭酸ってすごい、をガチで感じている。しばらく“炭酸”という言葉すら記憶の遥か彼方へ葬られていたが、再び炭酸熱に火がついたのは、友人に薦められたホットアルバム炭酸泉タブという企業の重炭酸タブレット「薬用ホットタブ重炭酸湯」がきっかけだったhttps://t.co/etyTUC8ZTs pic.twitter.com/fWMAzMbbdW
— WWD JAPAN (@wwd_jp) November 3, 2020
凄い、我が家は半年前からハマってます。一年くらい前にサンプルを頂いて、これは凄い!ってなりました。入浴後の温まり方の維持加減が全然違いますよね。 https://t.co/QllavCSxPE
— 三上俊輔(Shunsuke Mikami) (@mikamika8375) February 18, 2021
まぁまぁ。
ともあれ、私でさえ1回でわかりましたよ。「これは(そんじょそこらの入浴剤とは)違う!」ということくらい。湯冷めのしなささ加減は温泉並みです。1回あたり250円前後かかる入浴剤ですが、その価値はあるなと。もはや1回100円クラスの入浴剤とは比べてはいけないグレード。
※使用量は1回3~4錠入れます。私は贅沢に4錠入れる派(ハイミルクは本文に関係ありません)
柔らかいですね。
入ってると皮膚まで柔らかくなる感じでお肌ツルツルです。
年寄りくさくなるので普段はあまり言いませんが、私は坐骨神経痛持ち、肋間神経痛持ち、その他もろもろ神経痛持ちです。自分にとって神経痛界隈には岩盤浴が一番よいのですが、毎日なんぞ行けやしない。
そんな時に薬用ホットタブに入るとだいぶマシになります。ゆっくり入ると体内血行大循環中って感じです。
おそるべしホットタブ、おそるべし炭酸パワー
とはいえど。
常用にはお高いわけです。100錠(約1か月分)で税込み7000円前後。
まったく迷惑な話です。世に欲しいものはたくさんありますからね。なので、冬季シーズンに100錠一袋を買うかどうかってサイクルを2~3年続けてきました。割引率の高い定期購入で買っておいて「やっぱ1回でやめ!」(公式HPならそういうこともできる)という手口の使い手です。
甲状腺手術後、体力ゼロ人間に!
さて、ホットタブ、定期購入で申し込んで一回こっきり。
そのサイクルが今冬になって変わりました。
私事ながら甲状腺腫の手術をし、術後一か月は「以前の生活に戻るのはもうムリなのでは!?」というほどの体調不良に陥った。
・1時間に1回は横にならんとライフが回復しない。
・常時ぼぉーとする。キッチン立つにも椅子が必須。
・寒すぎる。「私の足は氷でできてるのか!」と思うほど冷たい。
・よって、電車乗って仕事とか外出とかムリでしょ!
うむ。
病院で検査しても原因不明。甲状腺の値にも異常はなかった。
けれど、その症状が1か月近く続きちょっとした買い物すらままならない。対症療法いろいろ試して、漢方薬の補中益気湯飲んで週に一度は岩盤浴行った。でも、岩盤浴行っても汗すら出ないし。
そんな時、中学生の娘にしたり顔で言われました。「疲れには炭酸湯がいいらしいよ」と。
いやいや、いいらしいってね!
うちは毎年使ってるんだけど。うちで使ってる薬用ホットタブは炭酸湯なんだけど。あなたも入ったことあるんだけど。
その年はまだ使ってなかったんだけどね。
そうなのです。
先に断っておきますが、入浴剤で体調不良が一発解決!なんてことはいいませんよ。そんなことあるわけないじゃないですか。
けれど、毎日入っているうちに、異様な疲れとか氷かと思うような足の冷たさはなくなっていった。
他の漢方やら岩盤浴やらあとは多分に自然治癒的なもろもろの相乗だと思うのですが、岩盤浴でもちゃんと汗が出るようになりました。
というわけで、今冬は定期購入して1回のみで中止にはせず、普通にリピートしています。
薬用ホットタブ、袋の上に書いてあった効能は↓こんな感じです。
炭酸泉の医学的効果は?
その辺は書いてる私がつまらない(すみませんね……)ので簡略化しますが、薬用ホットタブは重曹とクエン酸からできている入浴剤です。
記事の冒頭で、私は「温泉のようだ」と書きましたが、正確にはドイツ発祥の炭酸泉に着目した商品らしいです。炭酸泉は炭酸ガスが溶け込んだ温泉で普通の温泉より、湯冷めしにくいのだと。
(人工炭酸泉の医学的効果・美容効果は)血管拡張により血圧が下がり、血流量が増加する。その結果、全身の新陳代謝が促進される。(中略)肩こりや腰痛をはじめとする疲労や疼痛が改善し、冷え性なども改善する。
ホットタブを入れると数十秒でコップのお湯はシュワシュワでモコモコになります。
無香料・無着色で赤ちゃんでも大丈夫です。アトピー寄りの自分でもかゆかゆしたり、ピリピリはありませんでした。翌日の追い焚きもOK。浴槽も傷めない。ありがたい重炭酸イオンは24時間も水中にとどまるんだってさ。
なお、重炭酸湯については体温を1℃! 上げなさいに詳しいです。
商品説明や口コミからの聞きかじりを補足すると「水道水の塩素を除去する」とか「洗顔にもよい」「シャンプーいらず!」「ボディシャンプーいらず!」「炭酸水が毛穴の汚れを取ってくれる」「加齢臭が消えた!」なんてのもある。石鹸使い過ぎるとかさかさになりがちな人には朗報です。
入浴の際は41度以下のぬるま湯に15分以上が推奨されます。長風呂苦手な人はスマホや本でも持ち込みましょうかね。手が疲れる向きは下記のなんじゃこりゃグッズもおススメですよ。
なお、薬用ホットタブはAmazonでも買えますが、なぜかAmazonは90錠、公式サイト(下記のwakawakaなんちゃらというやつ)は100錠。1回こっきりOKの定期購買なども考慮すると公式の方がお得です。
ホットタブと併用したいお手頃入浴剤
美人の泉
【美人の泉 うるおい】話題のW酵素入りだから浸かるだけで全身つるつるタマゴ肌! 医薬部外品/美肌入浴剤
こちらは15年ほど前に購入し(入浴後のなめらかさに感動した!)以来、何度かリピートしています。その名に偽りなし。入浴後も身体がポカポカする感じがします。ひと月分4000円ちょっと。安くもないけど、このクラスでは頭ひとつ抜けてる入浴剤だと思います。
温素 入浴剤
『温素』は1000円以内で買える入浴剤なら圧倒的の推し。
この価格帯の商品は「入浴後の湯冷め感は何も入れない時とほぼ変わんないじゃ?」疑惑がつきませんが、『温素』だけは別。もう別格。コスパに対し、かなりのお気に入りです。
お風呂から上がった後もしっとり滑らか、入浴後のポカポカも想像以上に長続きします。
アユーラ『メディテーション』
こちらは20代の頃から時々使ってた商品。
自分の年齢を考えるとおっしゃる通りの大ロングセラーでしょう。当時からアユーラはヨガやデトックスをテーマに商品展開するという先見の明さ。
何しろ香りが良い。
リラックス効果抜群です。女性でこの香りが嫌いな人はあまりいないはず。日常のイライラ(更年期含)解消なら「メディテーションバス」。自宅のお風呂でも高級な気分になれます。温浴効果、しっとり度も高く心身ともに癒されますよ。
冬になると乾燥で身体中がかゆくなるわけです。 かゆみが出たらもう最後、ワセリンとか乾燥にいいとされる保湿剤、塗りたくっても間に合わない。 パジャマをオーガニックに変えたり、いろいろな商品を試しましたが、ほとんどが気休めみ[…]
フリーランスの昼夜逆転生活から早起き生活に転向して数か月。 毎朝7時半起床生活はなんとか確保できています。志が低すぎる? それはまぁ、置いておいてください。 今回は私を正しい眠りに導いてくれた睡眠本と睡眠グッズを紹介しま[…]